私の夢

私の夢は「携帯発電機」の開発と普及です。

子供の頃からSFが好きで、スタートレック、サンダーバードが大好きでした。
こうしたSFに出てくる様な新しい機器を世に出したいという思いを持ってきました。
また科学、テクノロジーも大好きです。

子供の頃、石油危機を体験し、2011年3月11の震災で今度は電力の計画停電を経験しました。
現在の生活は電気に支えられていますが、如何に脆弱な物かと言う事を思い知らされる体験でした。

火力発電所を動かす石油、天然ガスの高騰、原発を再稼働すべきかの国民的な対立する世論問題、地球温暖化の問題、再生可能エネルギー普及の遅さと大型施設建設の場合の周辺住民との対話や進め方等問題は多々あります。

21世紀を代表するアメリカの新興宇宙ベンチャー企業「スペースX社(民間宇宙企業で史上初の国際宇宙ステーションISSに自社の“ドラゴン無人貨物船”と打ち上げロケット“ファルコン9”の組み合わせで物資を供給)会長の“イーロン・マスク氏”は電気自動車の“テスラ・モーターズ”会長でも有り、今後絶対に必要なのは「持続可能エネルギーの生産と消費だ。そのために広めなければならないのが電気自動車だ。」と語り、ソーラーパネルレンタル企業(ソーラシティ社)、日本のパナソニックと共同での世界最大のリチウムイオン電池工場(ギガファゥトリー)、電気自動車企業(テスラ・モーターズ)を強力に推し進めています。ここで持続可能エネルギーの生産⇒蓄積⇒消費を行う考えです。
持続可能エネルギーの生産と消費の流れは歴史的に必然だと思えます。

こうした中、町や社会を動かす基盤である大型発電機は庶民ではなかなか関与しがたいですが、自分の身の回りのその中でも自分が使う少量の電気なら自分で作れるようにできる、また19世紀以来変化のない蒸気タービンで発電する発電機ではない発電機を自分で開発できれば大いにテクノロジーにも貢献できると考え「携帯発電機」に興味を持ちました。

現代の科学、テクノロジーは一般庶民から離れ、研究所や大手企業の専門家の手に委ねられている傾向が有ります。以前は誰でもすぐに理解しやすかった電子機器の回路などもコンピューターが出てきてからはブラックボックスの中となり、エンジニアもチェンジニアと中身が分からないブラックボックスのモジュールばかりを扱う傾向が有ります。また子供の玩具も以前は仕組みがすぐに分かる様なものでしたが、最近のゲーム機、スマホを使ったゲームは装置はブラックボックスの中でどういうメカニズムなのか分りずらく成りました。
しかし、科学もテクノロジーも一部の人たちの独占物ではないはずで、一般庶民もこの科学とテクノロジーを自分たちの物とし、生活の中にどんどん取り入れて行くのが歴史的な筋だと思います。

食料の生産に関しては自分で小さな菜園をつくり消費する地産地消の「家庭菜園」が都市圏で普及しつつあります。エネルギーも地産地消が良いと思います。

最近は環境発電と言う分野で生活環境にある無駄に捨てられているエネルギー(生活の排熱、人の歩行時の振動等)を有効に活用しよう、しかもそれは環境にやさしいクリーンである。と言うものが世に出回り始めています。

またWebの発達でソフトに関しては「リナックス」に代表されるように専門家ばかりでは無く、多くの人が参加して皆で皆が使う良いものを作り上げようとの考えが広まっています。電子工作を技術者だけでなく、デザイナー、アーティストが行ってゆこうとの「Arduino」もだんだんと世界的に広がりつつあります。また、「MAKERS(メーカーズ)」という、工業製品もWebを活用する事によりITの様にみんなで発明し、皆で生産し、消費しようとのムーブメントも大きくなりつつあります。自分で生産し消費するという「生産消費者」と言う概念が確立されつつあります。

こうした中、皆で簡単に使え、手ごろな大きさの携帯発電機を作りたいとの思いが大きくなりました。

自分は電気の専門家ではないので知識、技術は余り有りません。皆様の応援を頂ければと思う次第です。

ホビー感覚とDIYが好きな人に広めて行きたいと思います。

皆様、今後とも宜しくお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です