月別アーカイブ: 2013年12月

床発電機の発電を人の言葉で知らせます。

前に発表しました「床発電機」の応用です。床発電機を踏み、電気が作られると、人の言葉で発電を知らせます。
 音声合成LSI「AQUES Taik」を利用した音声合成装置で、音声を発話するようにしました。音声装置は通常ではタクトスイッチを利用して手動でスイッチを押して発話させますが、これを床発電で発電した電流を利用し、トランジスター1815を働かせ起動スイッチとし、ICにロー信号を与え、発話させました。床発電装置を踏み、発電が開始されると音声合成された人の言葉で発電を知らせます。

[装置全体像]
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[音声合成回路]
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[AQUES TaIK LSI回路図]
この回路図の左側にある“タクトスイッチ”の一つに電源側とグランド側の間にトランジスター1815のコレクタとエミッタを繋ぎ、ベースに床発電から発生した電流をコンバーターLTC3588を介し印加し、スイッチングし、LSIにロー信号を与え、LSIから発話させた。(床発電、LTC3588は回路図では省略)
AQUES Taik回路
[圧電素子を利用した床発電装置]
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ECO PRODUCTS2013見学

東京ビックサイトにエコプロダクツ2013を見てきました。
大手企業さんの他に多くのNPOさんも参加されていました。再生可能エネルギー、環境発電の分野ではイギリスの床発電の展示が地味ですが、興味をそそられました。従来、日本の音力発電のものでは圧電素子を使い、0.3Wの発電のものが、床を踏んでローターを回し発電機から発電するという方法で1歩で5Wが発電できると言うものでした。他に、地中の温度差を利用してヒートポンプにより冷暖房に利用するというものも関心をそそられました。なんとCOPが8~14にも達すると説明員の方は話されました。この方法は地下100mにパイプを通し、水を流し、地上と地下の温度差を利用するというものです。

エコプロダクツ会場
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会場内の風景
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ふんだら発電(床発電機)
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床発電機
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地中熱利用ヒートポンプシステム
地下にパイプを通し、水を流し地下100mは温度が15℃で安定しているので地表の熱と温度差を利用するとの事です。ちなみに工事費は一般家庭用では1mに付1万円、平均して300万円の費用との事です。
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説明文です。
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風力発電機
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発電機本体
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浮体式洋上ウインドフォーム
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小型水力発電機
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携帯型ソーラー発電パネル
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個人向けパーソナルソーラーパネル
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植物工場
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企業のブース1
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企業のブース2
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企業のブース3
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NPOのブース1
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NPOのブース2
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NPOのブース3
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帰り際の外の風景
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