前に発表しました「床発電機」の応用です。床発電機を踏み、電気が作られると、人の言葉で発電を知らせます。
音声合成LSI「AQUES Taik」を利用した音声合成装置で、音声を発話するようにしました。音声装置は通常ではタクトスイッチを利用して手動でスイッチを押して発話させますが、これを床発電で発電した電流を利用し、トランジスター1815を働かせ起動スイッチとし、ICにロー信号を与え、発話させました。床発電装置を踏み、発電が開始されると音声合成された人の言葉で発電を知らせます。
[装置全体像]
[音声合成回路]
[AQUES TaIK LSI回路図]
この回路図の左側にある“タクトスイッチ”の一つに電源側とグランド側の間にトランジスター1815のコレクタとエミッタを繋ぎ、ベースに床発電から発生した電流をコンバーターLTC3588を介し印加し、スイッチングし、LSIにロー信号を与え、LSIから発話させた。(床発電、LTC3588は回路図では省略)
[圧電素子を利用した床発電装置]