以前に紹介しました「世界で一番簡単な構造の電車」の確認実験を行い、動かすことに成功しました。
上が銅針金で巻いたコイル、下がネオジ永久磁石を両側にして、単五電池を挟んだ形です。
尚、永久磁石と単五電池の組み合わせは
N-S 電池 S-N
か
S-N 電池 N-S
と電池側の磁石の極性を同じにする必要が有ります。この組み合わせにより電池の進む方向は逆になります。
下記、動画です。
実験後電池が熱くなります。結構電流が流れているためと考えられます。
外周の銅針金コイルと電池両脇のネオジ永久磁石が導体で電流を通すため、
電池 ⇒ ネオジ永久磁石 ⇒ 銅針金コイル ⇒ ネオジ永久磁石 ⇒ 電池
と電流のループができて、コイルに磁界が生じ、永久磁石の磁極と吸引、反発を起こし、電池・永久磁石に力を与え、前に進むものと考えられます。
正に簡単な「リニアモーターカー」ですね。