先回、メーカーズの話を載せましたが、日本のメーカーズのベンチャー企業で今年に新製品を発売した企業の製品の紹介です。
名前はAgIcと言います。
家やオフィスのプリンタで電子回路を印刷しようがコンセプトの会社です。
AgIcの紹介記事に有るように、紙(インクジェットプリンター用の写真光沢紙)にAgIcが開発した「銀ナノ粒子を含んでマーカーペン」で自分で電子回路を“書き”そこに電池と電子回路を接続すれば、電子回路の出来上がりです。
私も早速一セット購入しました。
写真光沢紙とマーカーペンです。
ペンで光沢紙に線を引き
回路図をペンで書きあげ、ボタン電池と赤色LEDでLEDの点灯を行ってみます。
電子部品を接続し
紙に書いたスイッチをONにし、LEDが点灯しました。
短い回路の方も点灯し、実験は成功です。紙に電子回路が描けるなんて驚きです。
専用の紙とペンになりますが、自分で自由に専用紙に回路を描けば電子回路になり、面白いものができました。
今後どんな絵を書き、LEDを光らせたり、電子回路を作ったりできるかは、ユーザーの独創性に係っているようです。メーカーの狙いは電子回路を家庭用のプリンターで簡単に印刷できる事にあるようですが、今後の利用者も含めた進展が楽しみです。子供のお絵かきも電子回路を含めた遊びに変わって行くように感じます。
購入は現在、アマゾンからNet販売で購入できるようです。私もアマゾンから購入しました。
電子回路の初心者には別途下記の紙に書く電子回路の初心者向けスケッチブックが有るようです。
「回路シールのスケッチブック」
通常の「銅箔シール」を使い、絵を書きそこに小さなLEDを付けていく事柄に慣れていくように解説が順を追って書かれ、実践してゆけるようにできています。こちらで慣れてから導電ペンを使いだすのが良い進め方の様です。
こんにちは!
これ 回路上にハンダ付け出来るのでしょうか?
電子パーツが載せられないと意味無いですよね?
RURIBO様
半田付けではなく、導電性接着剤で実装基板用の電子パーツを回路基盤に固定するようです。
導電性接着剤は導電性パンを販売しているAgICで扱っており、アマゾンからも購入できます。簡単な回路なら、導電ペンで書いた端子上に電子パーツを置き、テープで固定しても良いです。
導電ペンで書いた線上はむき出しの導電面です。